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Concept | Data | Sketch | ▼ Drawing |
Plan [ .gif , .sfc ] , Elevation/Section [ .gif , .sfc ] |
これまでの計画案が、外部に対して非常に閉鎖的だったのに対して、もう少し観念的に外へ開かれた住宅というものができないものかと考えたのがこのプランです。もう一つは、コストの面でもっと現実的なものにしなければという思いから木造在来工法を選択しました。 玄関ポーチ上の小庭園を介して外部空間(露地状のアプローチ)と内部空間(居間に続くギャラリー的廊下)を結びつけようと考えました。 ガラス一枚で内部と外部をつなげるのではなく、緩衝装置(鑑賞装置でもある?)として、半内部・半外部的屋上小庭園を置くことにより、違和感なく外部から内部、あるいは内部から外部という空間のヒエラルキーを創り出そうと試みました。 玄関上のこの開口部によって住宅内部に居ても、アプローチを歩く来訪者の気配を感じることができます。また、外出の際は、外の気配(天候など)を感じながら、身支度を整えられます。この窓は、社会に開かれた観念的窓として機能します。 |
西日というものは元来、嫌われますが、夕方のいっとき(雨上がりの時など)夕日が射し込んで、えもいわれぬ快感を覚えた経験をされたことがあると思います。日中は半分ブラインドで閉ざしておいても夕方全開にしてみてください。この窓から見る夕日は、きっと明日の活力を与えてくれるはずです。
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Painting | Movie | VRML | Photograph |
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